今日は小笠原先生。
ドイツレクイエム1曲目とメンデルスゾーンの4曲目をやりました。
ドイツレクイエムはいつもより神経を使って歌いました。
ふだんからこのくらい気を遣って歌わなければ…!
印象的だったのは、113、114小節。
「このオーケストラがスッと消える部分に感動があるんです」と先生。
この音のない部分に歌声が美しく響いたら…。
きれいだろうなあ。
この部分が美しく演奏できればいいなあと思いました。
メンデルスゾーン最初の2ページはアカペラ。
私たちの音程は下がりまくりました。
が、先生は「問題ないです」って。
え???
何を歌っているのか、何を伝えたいのか、私たちがそれを持って
歌っていれば、問題ない、と先生は言いました。
中身のない演奏なんてつまらない。
確かに。
私たちは機械みたいに演奏するのではない。
歌にはことばがある。
シンプルだけど、いろんなことができて、どんな楽器にも
劣らないパワーがある。
歌は奥深い、そんなことを思いました。